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3. 車内レイアウト等の要望について
?望ましい乗降車の扉位置
中扉を乗車用扉、前扉を降車用扉とし、後扉は不要とする事業者が最も多かった。
その理由としては、現行通りであることを挙げる事業者がいずれの扉についても最も多かった。
なお、後扉について、3大都市圏をみると、
乗車用扉とすべきとする事業者教は、首都圏(1事業者、0.6%)に較べて近畿圏(15事業者、9.2%)で多くなっているが、
後扉は不要とする事業者数は、首都圏(9事業者、5.5%)の方が近畿圏(3事業者、18%)よりも多くなっている。
また、これを現在の後扉の利用状況と比較すると、
現在役扉を利用している事業者で、後扉を乗車用扉とすべきとするもの(37事業者、22.7%)
現在役扉を利用している事業者で、後扉は不要とするもの(19事業者、11.7%)となっているのに対し、
現在役扉を利用していない事業者で、後扉を乗車用扉とすべきとするもの(11事業者、6.7%)
現在役扉を利用していない事業者で、後扉は不要とするもの(44事業者、27.0%)であった。
前扉については、降車用扉とすべきとする事業者が8割を占め、乗車用扉とすべきの1割を大きく上回っている。これに対して、前扉を不要とする事業者は僅かとなっている。

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前扉からの乗降車の理由については、乗降車とも、現行通りが最も多くなっているが、降車に関して、運賃収受のためとする理由が、目立つところとなっている。

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